社員レポート


富樫

日本も危険な国のひとつ

 先日、バングラデシュのダッカで日本人の人質7名が殺害された報道で、数ヶ月前にはヨーロッパでも自爆テロが数件あり、海外はどこも危険と言われるようになってきました。

 私自身も日本は安心だから海外にさえ出なければ大丈夫と思っていたのですが、先日テレビ番組のコメンテーターが「日本こそ危険!」と言っていました。日本では国際線では液体物の持ち込みは100ml以下の容器に入れ、容量が1L以下のジッパー付き透明プラスチック製品に入れなければ手荷物として機内に持ち込み可能という規制がありますが国内線では特に規制はされていません。特に危険なものはごみ箱だそうです。日本のごみ箱は中が見えるように半透明になっていますが、これが返って危険です。新聞紙や何か色のついた袋に爆弾などを捨てられたら誰も気づきやしません。もし爆発しようものなら四方八方に破片が飛び散ります。アメリカなどは特殊な素材で作られているので真上からしかゴミを捨てられないように作られていてもし爆弾が爆発したとしても上にしか飛ばず、被害を最小限に抑えることができるそうです。

 こういった日本のようなテロへ対策が甘い国はテロ組織からすると恰好の敵のようです。日本は治安がいいから大丈夫という過信を持たず、テロが起きてからでは遅いのです。今後の日本全体の課題といえると思います。