社員レポート


遠藤

「2016年スタート」

 申年は株価が上昇するという期待感が、新聞やメディアから伝わってきていたのですが、年が明けてみると株式市場は世界的に急落し波乱の幕開けとなりました。
「申酉さわぐ」という格言が見事に当てはまるらしく、気になる景気の先行きも不透明で騒がしい感じがします。

 風水の大家によれば、2016年のラッキーカラーはラベンダー、白、ゴールド、アプリコットピンク、レモンイエロー、アップルグリーンとのことです。

 お正月に財布を買い替えると福を呼ぶという縁起かつぎで、百貨店などでは新商品が店頭に並んでいます。見てみると今年は薄い水色や若草色、果実のようなニュアンスのオレンジ色といった、さわやかなトーンのものが多く出ていると思いました。
やはりラッキーカラーを意識してのことなのか、ゴールドにしてもどぎつい金色ではなく、優しいシャンパンゴールドが目新しい感じです。
お財布だけではなく、スマートフォンケースや手帳など身の回りの物にこれらの色をうまく取り入れて、2016年らしいスタートを切りたいものです。

 色といえば、昨年から社内でも色の話題が多くでており、不動産広告やホームページの見せ方などに試行錯誤しています。
世の中に氾濫する情報の中から、「これは」というものを見つけるときに、色は有効な手段のひとつだと思います。

 ただ、人は自分にとって本当に必要なものを探すときには、特に色にひかれることなく目と足を使い、くまなく探します。
ひとりでも多くの人に見てもらい、手に取ってもらうには人々のニーズを理解し研究することが大事だと思います。

 現代人は疲れている。身も心も。そしてそこに大切なヒントが隠れている。
2016年のラッキーカラーを見ていると、そんなメッセージが聞こえてくるような気がします。