社員レポート


営業部 原 琢

平成26年4月度レポート(4/12)

 最近、北海道ガスの方と話す機会があり、今年3月〜4月上旬にかけての引越しに関わるガスの開栓・閉栓の数が前年度に比べて2倍になったという事を聞きました。

 もともとピーク時には数百件あるのが2倍になったとなると、かなりの数になります。
 たまたま今年は移動が多かった・・・というのもありますが、それだけでは2倍にはならないはずなので聞いてみると、一番の理由はプロパンから都市ガスへの移行が多かったことのようです。

 プロパンガスから都市ガスへの移行については、年々増加しています。やはりプロパンはガス料金が高いというイメージがあるようで、部屋を探される方も敬遠する傾向にあります。
 そのため、古いアパートをお持ちのオーナーが建替えをする場合はプロパンガスから切り替えているようです。

 ただそれだけでは、さすがに一度に2倍もの数にはなりません。そこで絡んでくるのが「消費税増税」です。

 増税前の駆け込みで、マンションの新築や建て替えが増え、それに伴い都市ガスの需要が一度に増えたようです。
 また、石油価格も上がってきていますので、比較的価格の変動が少ない都市ガスに注目が集まってきているようです。

 4月1日から増税となった消費税ですが、直接家計に影響を及ぼすだけでなく、いろいろな方面で影響がでていることがあらためて実感できました。