社員レポート


営業部 佐藤淳一

札幌が好きな札幌市民(2012/11)

 札幌市が行った8月の調査で札幌市民は「札幌の街が好き」であるという結果が出ました。札幌の街が「好き」と「どちらかといえば好き」を合わせると90.5%と昭和55年度以来33年連続して90%以上だそうで、札幌への愛着が大きいという結果になりました。一方、「嫌い」と「どちらかといえば嫌い」は合わせても2.1%とかなり少数だそうです。
 好きな理由(2つまで回答、上位5項目)は、「緑が多く自然が豊かだから」34.7%、「四季の変化がはっきりしていて、季節感があるから」30.6%、「地下鉄やJRなど公共交通機関が整備されているから」27.5%、「官公庁や学校、企業やデパート、病院が集中していて便利だから」26.5%、「街並みが整然としていて美しく、わかりやすいから」20.4%という順です。
 「現在住んでいる地域にこれからも住み続けたい」71.4%、「札幌市内に住み続けたいが、現在住んでいる地域には住み続けたいとは思わない」11.6%、「札幌市内に住み続けたいとは思わない」2.8%という結果から、札幌に住み続けたい人の合計が83%となります。
 「住みたい街」でも常に上位に顔を出す札幌市ですが、住んでいる市民も住みたくて住んでいるということがわかります。よく首都圏の大家さんからは、食べ物の水も美味しいし仕事がなければ札幌に住みたいといわれますが、札幌を出る人は逆で、仕事がなく首都圏に出る人が多かったりします。また、実際に札幌に住んでいると食べ物が美味しいとか、水が美味しいということはあまり意識せずに住んでいるのかもしれません。
 そんな札幌市民の市政に関する要望は、予想通り1位が「除雪に関すること」31.5%、「犯罪のない安全で安心なまちづくり」21.8%、「高齢者福祉に関すること」21.5%等となっています。
 私も実際札幌が好きで札幌を離れないように就職しました。ただし、若い頃に感じていた魅力と今感じる魅力はちょっと変化してきたように感じます。札幌の街が好きで住んでいる人が多いというのは非常に素晴らしいことだと思いました。