社員レポート


営業部 原 琢

平成23年7月度レポート (2011/08)

 リフォームを行うにあたって、「色」というのは最も重要な要素の一つであり、また私達を悩ませる要因の一つでもあります。

 好みの色というのは人それぞれ違いますが、人間の構造というものは皆似ているので、色の感じ方はある程度決まっていると言われています。

 赤を見ると興奮するといいますが、これはアドレナリンの分泌が増え、血圧が上がる作用があるからです。また気持ちが前向きになり、食欲を増進させる効果もあります。

 青は赤とは逆に興奮を抑え、血圧を下げたり、脈拍を下げて体温を下げてくれる作用があります。精神を安定させるので、集中力を高める効果もあるようです。

 黄色は気分が明るくなる作用があります。また交通標識でも使われているように、注意を促す効果もあります。

 上記の3つについては「原色」と言われていますが、あくまでそういう作用があるだけで、それをそのまま見続けると目が疲れてしまいます。
 例えば冬なので真っ赤な部屋に入っていれば良いかといえばそうではなく、数分で嫌になってしまうことでしょう。

 実際はこれらを混ぜ合わせて、あたらしい効果を作ったり、実用的な色にしたりします。

 色には様々な効果がありますが、使い方を間違うと逆効果になるので、注意が必要です。