社員レポート


遠藤

冬支度

 9月の賃貸は家具家電付物件を中心に動きがあり、企業や外国人留学生の需要がありました。家具家電を設置していない物件は、価格設定を思い切って下げたものに反響があり、他業者からお客様紹介があり成約しています。

 他業者からの紹介の場合は、成約に至ったとしても契約開始が月途中の日割家賃で入居したいという、初期費用に余裕を持てないお客様が多いと思います。
 また、当初駐車場も借りる予定だったのを、車を処分して駐車場なしで契約することになったお客様もいます。年末に向けて景気が極端に良くなるという見込みもないので、身軽になった方が得策と考えるのでしょう。

 厳しい生活環境を反映してか、契約費用見積に関してはタイトなやりとりがついてまわります。オーナーは賃貸成約が先決なので、借主側の希望を渋々承諾しているのが現状です。

 厳冬期を前にストーブの点検修理依頼も出てきています。
 燃焼器具と排気筒だけは早めのチェックが大事だと思います。

 最近は入居者の高齢化も進んできていますので、家賃滞納などのトラブルがなくても、オーナーの方から契約更新時には連帯保証人の再確認と、本人が火災保険を更改しているか調べてほしいという要望も見受けられます。

 不景気でも季節は巡り、容赦なく冬がやってきます。
 北海道は特に不景気と寒い冬が重なるとダブルで暗くなりがちですが、頭と身体をフルに使って、万全の冬支度をすることでダメージを少なくできると思います。

 「安く・身軽に・暖かく」
 当社で展開している物件は、まさに冬支度にうってつけのものばかりだと思います。