社員レポート


小木曽

「最近の学生のお部屋探し」

今年は、積雪自体は多かったのですが気温が高いせいかすぐに雪が溶けて早く春が来たという印象の3月でした。
年々賃貸のお客様も「早く」動くようになっているらしく、国公立大学の合格発表が終わって、後期試験のチラシを配っているあたりで、アパマンオフィスがお客様で満席!になるような混雑の日が例年だとありましたが、今年はバラけていたのか、若干のバタバタはありましたが、満席状態は見かけなかったような気がします。
北海道版の情報ニュースで「最近の学生のお部屋探し」特集という番組を見ましたが、一番人気は1LDKくらいの新しい物件で、家賃平均は6万円前後。セキュリティ(TVモニター付きオートロック)・インターネット設備・ウォークインクローゼットやクーラー付き物件・日当たり良好で大学から近い物件!という感じが好まれているような報道でした。

3月末にかけて学生というよりも就職や転勤、はたまた求職中という社会人の反響が私は多く感じました。
新卒で札幌研修のマンスリーの反響は、本人ではなく親からで、なるべく「安い」物件でそれなりのモノを…という内容。職場から近くて割ときれいなマンションを選んでいました。
20代で、札幌で求職中という方は、「無職だけど部屋は借りれますか?」という問い合わせから、なるべく生活費のかからないような家具つきの物件を探していました。本人が部屋を決めた次の日に心配してお母さんがどういう部屋に住むのか内覧しに来ていたのも印象的でした。
40代の方は、会社になるべく近くてそれなりに設備が充実している家具付きワンルーム。
3月末に今お勤めのお店が閉店になり転勤になる予定…という方もいました。引っ越すことは確実だけれど、次の行く店が決まらないという事で、本当に忙しそうでした。部屋は寝るだけという感じなのでなるべく安く、そして今使っている家具や家電は持っていかないので、家具家電付き物件を選んでいました。
雇用が不安定な時代なので、転勤になってもこれからどうなるか不安なので予算を抑えたいという方や、就職先を探している方、社宅の費用があまり出ない方、と節約モードの感じでした。

学生はリッチな暮らしの傾向で、社会人のひとり暮らしと比べると住生活に格差があるなぁと感じました。学生時代はリッチなお部屋に住めてもいざ自分で生活してみると結構なギャップに気がつくことになるかもしれません。